PORT PROFILE

港湾に依拠する


荘河港の位置図

東北内陸部の新たな外港——荘河港は、遼東半島・中国黄海北岸に位置し、大連港の重要な構成要素です。荘河港は西に約100海里離れた串連港核心港区と接しており、東には丹東港まで約80海里、韓国の仁川港までは270海里、日本の長崎港までは560海里と、大連黄海経済ベルト上における重要な港湾拠点となっています。
荘河港第1期工事は2001年12月23日に着工し、2007年9月12日に国務院の承認を受けて対外開放されました。2009年11月19日に国家による検収を合格し、2010年1月20日に正式に対外開放されました。荘河港の港湾インフラは完備しており、国家一級開放港となっています。現在までに、1万トン級の生産用岸壁4バース、5千トン級の生産用岸壁1バース、2万トン級の国際旅客・自動車フェリー専用岸壁1バース、1千トン級の旅客・自動車フェリー専用岸壁1バースが整備されており、年間通貨能力は600万トンです。

荘河港将軍石作業区の機能配置図

荘河港将軍石作業区の埠頭拡張工事は2012年12月15日に着工しました。『大連港荘河港区計画案』に基づく配置および承認により、将軍石作業区には合計25の生産用埠頭が計画されており、最大の埠頭の接岸能力は5万トン級に達します。また、錨泊区域の面積は4.94平方キロメートルです。同港区は荷役・倉庫保管、輸送組織、臨港工業、物流サービス、陸島間輸送、近海ロールオン・ロールオフ輸送などの機能を備えており、完成後は年間取扱量2,500万トンに達する総合港湾となります。
ここは80万人の荘河市民の港湾夢を叶える場所であり、中国北部で最も高い発展潜在力を有する熱い土地です。荘河港が持つ独特の立地優位性と内陸型・対外貿易型の港湾特性により、荘河港は「東北振興」と「一帯一路」をうまく結びつける最適な拠点となっています。
広大で壮大な歴史的背景の中で、荘河港の変遷はおそらく些細なものに思えるかもしれません。しかし、黄海の北岸へ足を踏み入れ、曲がりくねった海岸線を眼下に見下ろすと、明るく輝く港湾がまるできらめく真珠のように、青い山々と緑豊かな水辺にちりばめられていることに気づきます。思わず感嘆せずにはいられません。荘河港湾はその寛容さと包容力により、どこまでも魅力的な姿を見せてくれます。「荘河県誌」にはこう記されています。「突出した岬と深く入り込んだ湾が並び、島々が点在し、岬と湾が互い違いに続き、海岸線は複雑に曲折しています。波の作用によって、海峡には海食崖や岩礁が形成されています。海岸の地質は主に先カンブリア紀の石英岩、珪質岸板、石灰岩、結晶片岩、および片麻岩から成ります。沿岸には多段階の段丘と、複雑かつ多様な陸上地形が広がり、干潟の底質構造もさまざまです。海岸は東は南尖鎮の単坨子から西は尖山郷の碧流河口まで続いています……」